第5回 冬のジャム、生姜とはちみつ風味
食べることが大好き、料理が大好きと
常日頃から言っているせいか
ほんとにたくさんの食材の頂き物をします。
少々、仕事に困っても
食べ物だけには困らない気がしています。
人を招くことが好きなので
我が家での打ち合わせ、リハーサルは日常茶飯事、
レコーディングや打上げをすることもあります。
仕事だけでなく、近所の友人達を集めたり、
誰かと誰かを引き合わせたかったり、
ときには海外のアーティストに
日本の家庭料理を楽しんでもらうために、
などなど理由をつけては
たびたびご飯会も開きます。
おかげで、お客様がよくいらっしゃるので
その手みやげとしても、あれこれ頂くのです。
中でも秋から冬にかけて
とりわけたくさん頂くのが果物です。
色合いにうっとりしますね。
これらも、ほとんどが頂き物です。
果物はそのまま、できれば
朝一番に頂くのが好きです。
果物の酸味や甘みで
寝ぼけた頭や体が冴えてきますし、
デザートとしてお腹いっぱいのときに頂くよりも
果物そのものが持つ美味しさが
はっきりわかる気がします。
大好きな果物ですが、たくさん頂いて
食べきれないときもあります。
そんなときは、いろいろな果物を適当に乱切りして、
はちみつと一緒にざっと煮てしまいます。
本来なら、果物の種類ごとに煮詰めていく方が
そのものの味を楽しむことができるのでしょうが
少しずつあまったアイテムを無駄にしたくはありませんし
食べるたびにいろんな味が顔を出すのも
なかなか楽しめます。
すりおろし生姜を加えると
きりりと味がしまります。
ついでに体も温まります。
パンやスコーンのお供にはもちろん
そのまま頂くのもおすすめです。
白くてまるまるしているのが柚子、
白くて細長いのがグレープフルーツ、
大きな茶色は柿、小さな茶色はりんご、
そしてほんのり緑がかったのが金柑です。
これをぜひ、捨てないでくださいね。
果肉を取り除き、湿らせて
冷蔵庫で保存しておいてください。
春先に、植えてみましょう。
かわいい緑の芽になるかもしれません。
春が待ち遠しいです。(2009年1月13日更新)
冬のジャム、生姜とはちみつ風味
材料:果物(果肉と、使用する皮を合わせて)1キロ
今回使用したのは、りんご、柿、みかん、はっさく、柚子、金柑、グレープフルーツ
はちみつ 果物の量の1/3程度(好みで加減)、生姜1~2かけ(好みで加減)
1)りんごや柿などは皮をむき、1センチ~2センチ角に乱切りする。
2)柑橘類は皮をむき、種をとりのぞく。
3)柑橘類の皮を利用する場合は、ノーワックスのものを使用するか
ワックスがかかっている場合は、熱湯をくぐらせたり、
塩をまぶすなどしてこすり落とし、千切りにする。
4)果物と皮ごとすりおろした生姜をホウロウなどの鍋に入れ、
強火にかけ、たえずかき混ぜる。
5)途中あくを取り除き、中火にし、はちみつを入れ、
全体にくったりとして透明感が出て来たらできあがり。
*皮を入れないと、甘く食べやすくなります。皮を入れると、皮の苦みが楽しいです。
*少ない量でも作れますので、果物の量の1/3のはちみつを目安にアレンジしてください。
*冷めると固まるので、少しゆるめの仕上げで大丈夫です。
*保存する場合は、煮沸消毒したビンに入れ、逆さにして空気を抜き出した後、
冷蔵庫に入れ早めに食べきってください。






















































アコーディオン・トイピアノ・鍵盤ハーモニカ・オルガンなど、ノスタルジックな味わいをもつ楽器を得意とする鍵盤奏者、音楽家。空気公団・ハンバートハンバート・Akeboshiなど、多くのアーティストのライブ・レコーディング・CM・TVの音楽などに、さまざまな楽器でかかわるほか、ソロプロジェクトであるtrico!やギタリスト・オオニシユウスケとのユニットsmall colorでもアルバムをリリースしている。最近は、スイス絵本の名作『こねこのぴっち』のDVD化にあたり、音楽を担当(2009年1月発売予定)。またインテリア誌「かわいい音楽すてきな暮らし」でレシピ・料理・スタイリングを担当。日々の暮らしを大切にしながら、さまざまな活動を楽しんでいる。

音楽家・良原リエさんによる、暮らしのエピソードとそれにまつわる日々のご飯のレシピ。本人撮影による四季折々の写真とともに、<ありふれた材料でできる簡単な料理をよりよくするためのコツ>を提案していきます。好きなモノ・コトに囲まれた、実のある暮らしを大切にしているリエさんならではの切り口が、「普段の生活」の大事さをあらためて教えてくれるはず。
